Tab & Tap
日本語

ガイド

HbA1c 換算表:HbA1c から推定平均血糖値へ

HbA1c 検査は、過去 2〜3 か月の平均的な血糖値をパーセントで示します。この換算表では、ADAG 研究の計算式を使って、血糖測定器で見る数値に置き換えます。

HbA1c と推定平均血糖値(eAG)の換算表

eAG = 28.7 × HbA1c − 46.7 mg/dL、mmol/L = mg/dL ÷ 18.016、IFCC mmol/mol = (HbA1c − 2.15) × 10.929。数値は四捨五入しています。
HbA1c (%)HbA1c (mmol/mol)eAG (mg/dL)eAG (mmol/L)
5.031975.4
5.5371116.2
6.0421267.0
6.5481407.8
7.0531548.6
7.5581699.4
8.06418310.2
8.56919710.9
9.07521211.7
9.58022612.5
10.08624013.3
10.59125514.1
11.09726914.9
11.510228315.7
12.010829816.5

HbA1c の範囲が示すもの

米国糖尿病学会(ADA)は、診断に次の HbA1c の範囲を用いています。

  • 5.7% 未満:正常
  • 5.7%〜6.4%:前糖尿病(境界型)
  • 6.5% 以上:糖尿病

すでに糖尿病のある方の治療目標は、主治医が個別に決めます。この表の数値ひとつで診断になるわけではありません。

換算の仕組み

ADAG(A1C-Derived Average Glucose)研究では、数百人を対象に HbA1c と持続的な血糖値を測定し、両者の間に直線的な関係があることを示しました。

eAG (mg/dL) = 28.7 × HbA1c (%) − 46.7

たとえば HbA1c が 7% なら、28.7 × 7 − 46.7 ≈ 154 mg/dL です。mmol/L に直すには、mg/dL の値を 18.016 で割ります(154 ÷ 18.016 ≈ 8.6 mmol/L)。

米国以外の多くの検査機関は、HbA1c を mmol/mol(IFCC 単位)で報告します。2 つの単位の関係式(マスター式)は IFCC = (DCCT − 2.15) × 10.929 で、7% はおよそ 53 mmol/mol になります。

測定器の平均値と違うことがある理由

eAG は集団としての推定値です。同じ HbA1c でも、ご自身の血糖測定器や CGM の平均値はこれより高いことも低いこともあります。たとえば測定する時間帯が違う場合や、貧血などで赤血球が影響を受けている場合です。数値が合わないときは主治医に相談してください。

このページは情報提供のみを目的としており、医療上の助言ではありません。

出典